本サイト設立の目的 |
このサイトは、西安の秦腔(しんこう)と呼ばれる伝統演劇を、日本の皆様に幅広く紹介することをめざしています。中国の西安という都市は、国際的な観光都市として有名です。そして、兵馬俑や華清池などといった有名な観光地が多いので、日本から毎年多くの観光客が西安を訪れます。しかし、西安を含む陝西地方には、昔から秦腔という伝統演劇があることをどれだけの方がご存じでしょうか。秦腔とは、京劇よりも古く、京劇の形成過程にも影響を与えたと言われている古典芸能です。中国国内ではある程度の知名度をもつ伝統演劇なのですが、日本ではほとんど知られていません。西安には有名な観光地が多いので、その陰に隠れてしまっているからでもあります。このサイトでは、そんな秦腔の知られざる魅力を紹介していきます。(このサイトは、日本では西安演劇紀行と名乗っておりますが、中国では日本秦腔網と呼ばれています。) |
本サイト設立の背景 |
このサイトは、秦腔を研究するひとりの研究者が2003年5月20日に立ち上げたもの(その改訂版)です。このサイトの作成にさいしては、西安の秦腔演劇関係者の方々から協力をいただきました。特に、陝西省文化庁振興秦腔辨公室(秦腔の振興に携わる辨公室)、陝西省戯曲研究院(陝西省立の秦腔劇団と秦腔研究機関が集まる機構)、西安市文化局芸術処(秦腔の振興に携わる部署)、中国秦腔網(中国で秦腔を紹介するサイト)、および、西安易俗社(秦腔の有名劇団)の関係各者からはあつい支援をいただきました。急速な経済発展が進む中国では、伝統文化に対する人々の関心が薄れつつあります。その点は伝統演劇の秦腔も例外ではなく、多くの人々が秦腔に関心をもたなくなっています。このサイトは、秦腔のそのような現状を憂慮して、秦腔の魅力を少しでも多くの人々に知ってもらうために、西安の秦腔演劇関係者の願いを込めて作成したものです。このサイトをとおして、皆様が少しでも秦腔に興味を抱いてくだされば幸いです。 |
本サイトの運営顧問 |
|
このサイトは、西安の秦腔演劇界の以下の方々を運営上の名誉顧問とさせていただいています。 |
|
王軍武:陝西省文化庁振興秦腔辨公室主任 |
栗寛民:元中華梨園学研究会陝西支部常務理事 |
冀福記:元西安易俗社社長
|
閻敏学:元中華梨園学研究会・常務理事 |
楊居礼:西安市文化局芸術処副処長
COMING UP SOON (写真は準備中)
|
王偉:元陝西広播電視報日本語資料通訳 |
本サイトの中国での反響 |
このサイト(中国語名は日本秦腔網)は、今まで中国の各メディアでも何度か紹介されてきました。以下がそのおもなものです。(中国語の紹介のみ:簡体字中国語GB2312推奨) |
(新聞報道)「秦声遥播大海東 古調独弾韵風流:日本博士的秦腔不了情」(西安の新聞・華商報:2003. 6. 19.) |
(新聞報道)「“秦腔従網絡走向世界”研討会在陝西省召会」(甘粛省の新聞・平涼日報・新華社通信:2003. 9. 16.) |
(書籍上紹介) 「日本的文化使者」、楊志烈・何桑著 『中国秦腔史』 陝西旅遊出版社 2003年pp.3-6. 秦腔の歴史を紹介する学術専門書 |
(感謝状の授与) 陝西省文化庁振興秦腔辨公室からの感謝状 2003年9月22日 本サイトの社会的貢献に対する感謝状 |
(テレビ報道) 「清水拓野戸県行」(陝西省戸県のテレビ局・陝西省戸県電視台:2004. 6. 18.) |
(書籍上紹介) 「与日本人聊秦腔」、楊文穎著 『掌齋絮語』 天馬出版有限公司 2005年pp.140-196. 秦腔の歴史を紹介する学術専門書 |
(ラジオ報道) 「清水拓野:愛秦腔的日本人」(西安のニュース・ラジオ番組・陝西都市広播:2006. 4月〜5月) |
(テレビ報道) 「愛秦腔的日本人」(中国国営中央テレビ局の演劇番組・中央電視台戯曲頻道:2006. 8. 16.) |
(雑誌特集号) 「一個日本青年学者的秦腔夢」、『西安芸術』(西安市文化局・西安市芸術研究所発刊の演劇専門誌)2006年増刊号・清水拓野専輯、全64ページ 本サイトの特集を組む西安の演劇関係の専門誌の特別増刊号です。 |
(テレビ報道) 「日本友人青龍寺里学秦腔」(西安テレビ局のニュース番組・都市快報・西安電視台:2007. 3. 13.) |
(ラジオ報道) 「一個日本博士的秦腔縁」(西安の演劇関係のラジオ番組・陝西戯曲広播・愛美戯縁:2007. 3. 18.) |
(テレビ報道) 「一個日本博士的秦腔縁」(西安テレビ局のニュース番組・直播西安・西安電視台:2007. 3. 24.) |
(新聞報道) 「一個日本博士的秦腔縁」(西安の新聞・華商報:2007. 4. 5.) |
(テレビ報道)「日本博士的秦腔不了情」(陝西省テレビ局の外国人特集番組・Hello・Nihao陝西省電視台国際部:2007. 4月〜5月) |
(テレビ報道)「我看秦腔繁栄」(陝西省テレビ局の外国人特集番組・Hello・Nihao陝西省電視台国際部:2007. 4月〜5月) |
(博物館展示) 秦腔は2006年に国定の無形文化遺産になり、2009年10月に西安市内に陝西秦腔博物館が設立されました。左がその博物館の入口の写真です。右がその博物館内にある本サイトを紹介する展示物の写真です。 |
本サイトの開設時に寄せられた西安の秦腔演劇関係者からの祝電 |
|
このサイトは、西安の秦腔演劇関係者の方々から支援をいただいて、2003年5月20日に開設したものです。そして、サイトの開設時に、秦腔演劇界の多くの方から祝電をいただきました。サイトの完成を祝して送られた祝電(題詞)のひとつひとつには、秦腔が日本の皆様にもこよなく愛されることを願う秦腔関係各者の祈りが込められています。その祈りがこのサイトを閲覧してくださる皆様にも届くことを願って、ここに祝電内容(中国語のみ)を掲載させていただきたいと思います。まだ発展途上のサイトですが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 |
|
祝賀清水先生秦腔网站開辨成功: 神州扶桑 秦腔聯誼
楊興 陝西省文聯副主席 |
网絡使人類更加親近,芸術譲中日結為同心。熱烈祝賀日本国清水先生的中国秦腔网站順利開通
中国陝西省文化庁振興秦腔辨公室主任 王軍武 |
|
清水先生:驚悉日本国第一个《秦腔网站》2003年5月20日正式開通,并将以日語、漢語、英語三種語言同時播発,余在西安当表示熱烈祝賀!余堅信清水之大名,《秦腔网站》必将在中国和世界伝揚,在未来中国戯劇史、中国秦腔史中成為描写之重要対象,而栽入史册。君不愧為“日本的秦腔好家,文化的伝播使者”。 中華梨園学研究会常務理事 |
祝賀清水博士在日本国開通《秦腔网站》: 秦風唐韵伝真情,隣邦日本運揚名。 陝西广播電視報 |
驚世開辨 中国 西安易俗社社長 冀福記 |
熱烈祝賀日本国清水先生《中国秦腔网站》順利開通:西安京都架長橋,伝梨園古調,融通中日文化,功在千秋;友情戯縁開网站,播華夏秦声,交流古今芸術,拓野第一。 中国・陝西省戯曲研究院 |
熱烈祝賀日本国学員清水先生中国秦腔网站開通:文化交流再伝佳話,中日友誼万古長青。
中国陝西省秦腔芸術発展中心総経理 |
|
|
熱烈祝賀清水秦腔网站開辨成功 陝西省戯曲研究院 |
|
祝賀清水先生秦腔网站開通: 祝愿秦腔這一伝統芸術在睦隣日本盛開友誼之花。 陝西省戯曲研究院 |
遥寄清水先生: 秦腔芸術根在華夏 网絡聯通花開友邦 陝西省戯曲研究院 |
|
穿越時空,交流芸術。文化是民族交流的渠道;文化是人民友誼的橋梁。衷心祝愿秦腔网站開通,愿古老的民族文化渊源流長。网站能為両国伝統文化交流做出貢献。 陝西省芸術学校教師
李錦航 |
清水在日創辨秦腔网站賦懐:執迷秦腔賦三秦,几度重洋万里程。踏遍秦地山和水,网站創建東京城。欣喜清水甚聡明,网訊伝播華夏情。我愿友人心更誠,高歌揚帆奮攀登。 楊志烈 |
熱烈祝賀清水秦腔网站開通 中華梨園学研究会 会長 陳孝英
|
賀信 西安易俗社 |
|